2021年3月に新しく産出されたロンドゥクォーツです。
産地はパキスタン・ギルギット・STARNALA HARAMOSA。
ヒマラヤ山脈のパキスタンエリアになります。
内包されている鉱物はクォーツ、サルファー、アンフィボール、クローライト、ミルキークォーツ。
トップ部分はサルファークォーツとなり、中部あたりからクリアなクォーツにクローライトが入り込む形状。表面に付着している鉱物がアンフィボールとミルキークォーツ。母岩に近づくに連れてクローライト、アンフィボール、ミルキークォーツの割合が強くなっています。
昨年2021年9月に初めて迎えて、今回は2回目の入荷です。
久しぶりに胸躍った前回の入荷から1年ぶりです。
今回は前回より倍以上の大きさのものを迎えました。
こちらは、二つのクォーツ結晶がドッキングした形状で、クローライトのインクルージョンが濃くでているタイプになります。トップはサルファーが混ざり、ほんのり黄色。この石の特徴でもあります。
クローライトが多めなのでもう一つ一緒に迎えたシングルポイントの個体と比べると印象は大分変わります。
この内包物の複合石は今までになかったのではないかと思います。
石の活用法としてはメロディさんの本の、サルファーinクォーツ、クローライトinクォーツ、アンフィボールの内容を参考にしていただければと思います。
個人的な感覚としてはサルファーの要素が強く出ている印象。熱、燃やす、などのキーワードがしっくりきます。
コミットするには少し難解かもしれませんが、すごい石が出てきたなという強烈な印象と共に迎えました。共感していただける方がいらっしゃれば嬉しいです。
■サイズ:160×120×90mm
■重さ:1788g
■パキスタン・ギルギット
STARNALA HARAMOSA
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