ビビアナイトはオーストラリア・ビクトリア州の南海岸にある【Anglesea】アングルシーというビーチで発見されているノジュール状の鉱物です。
この石は海底の粘土層からノジュール状に生成され、通常はダークブルーの丸いノジュール状で発見されます。内側は青、緑、黒、白などの色味を持ち、多くは深海を思わせるダークブルーの色をしています。時には内側に結晶のあるジオード状の空洞を持つ場合もあるそうです。
ビビアナイトの名前の由来は、1817年にイギリスのコーンウォールで発見した鉱物学者のJ・G・ビビアンに由来し、ビビアナイトと名付けられました。和名では【藍鉄鉱】と呼ばれています。
メロディー女史の新書『PASSPORT TO CRYSTALS. THE LITTLE BOOK』で、新たに追加されたクリスタルの中にこのビビアナイト・ノジュールも掲載されており、本書によるとアボリジニーの儀式に関連した石だということです。
■サイズ:80×66×34mm
■重さ:203g
■産地:オーストラリア・ビクトリア州・Anglesea産
■星座:蠍座