ブッケンハウトジャスパーのルースです。
スーパーセブン、メタモルフォーシスを世に送り出した、A.メロディ女史が命名した石で、
南アフリカの【Boekenhout】より産出されることから、ブッケンハウトジャスパーという名前が付けられました。(ブッケンハート/ボケナイトとも呼ばれています)
南アフリカのこの地域はスピリットクォーツの産地でもあり、ブッケンハウトジャスパーはスピリットクォーツの母岩になります。クォーツの地層とジャスパーの地層とが混ざり合ったことで、特殊な複合石として形成されたと言われています。
クォーツの結晶がそのままジャスパーにとり込まれている単体も見られます。
メロディ女史はこの石を、ケセラストーンやメタモルフォーシスと同じとする【グランドフォーメーション】の石としています。
メロディさんの著書、「エンサイクロペディア」ではこの石についてたくさんの内容が細かく記載されています。全体を読んでみて、この石はクォーツが取り込まれているというところが味噌のように感じました。ブッケンハウトジャスパーに含まれるクォーツは、メロディさんいわく、指し示す流れや探索の方向性を作る役割があるようです。
興味深かったのはこの石は「妄想と幻想を払拭する石」と書かれていたこと。
この石は自分の空間や存在に対する他者からの押し付けを防ぐために使われてきたと言われています。自分の安全とプライバシーを守る石。ここで言われている妄想と幻想は、他者、社会、環境によって擦り込まれた認識のことを指しているように感じました。
他人の侵略的なエネルギーから心と体を保護することが示され、他人からの不要なインプラントに対するバリアを作り出すように作用するのだそう。また、古代の社会で不要なインプラントの除去や、体内の探索旅行に使用されていたことが示されていると書かれています。それらの探索旅行では、エネルギーを不調のある部分に向け、宇宙の白い癒しの光で満たし、不要な状態を修正することができるのだそう。
もちろん、チャクラについても書かれています。ベースチャクラからクラウンチャクラまでを活性化し、正しく活用すればチャクラを開くことにも活用できるのだそう。
さらに、クンダリーニについても少し触れられていました。チャクラの活性化によりクンダリーニの上昇が促進されるけれど、この石を活用すると滞りのある場所には無秩序に活性化を行わない。滞りの理由に焦点を当てるのを促し、無秩序な成長を防ぎ、方向感覚を失った状態を戻すことを助けるのだそう。
また、「人生は決して難しいものではない」という内容を広めるためにも使われてきたと言われています。エネルギーの支出と収入のバランスをとり、人が利用できる普遍的なエネルギーは「終わりのない」豊富な供給という形で常に利用可能であることを認識できるようにしてくれるのだそう。(なんと!)
メロディさんは「自己実現」というテーマで石のワークを行なってきた方。もちろんそれだけで語れないのですが、この石の説明の中でも「人生は困難なものである必要はない」ということが書かれています。清らかな気持ちと知識を生み出し、人生と自分の存在の神聖な部分と平凡な部分の両方に目を向け、人が持つ可能性への洞察を与えてくれる。そんな石。そして、活動と集中の石であり、卓越した努力と「その瞬間にいること」の容易さの両方を刺激する石です。
■サイズ:128×45×11mm
■重さ:109g
■南アフリカ Boekenhout産