オルメカ文化の土偶です。
年代は紀元前となっております。
エル・サルバドル共和国・チャルチュアパ遺跡群
チャルチュアパ遺跡群は、エル・サルバドル共和国で最も歴史の長い遺跡なのだそう。
この遺跡群は【タスマル】【エル・トラピチェ(El Trapiche)】【カサ・ブランカ(Casa Blanca)】
とその他の地区に分けられています。
チャルチュアパ遺跡群には先古典期前期に人が住み始めたとされています。
そして、先古典期中期には、この遺跡群最大のピラミッドがエル・トラピチェ地区に造られました。
その後、先古典期後期には中心をカサ・ブランカ地区に移し、古典期前期にはタスマル地区が中心となったとされています。
タスマル地区はスペイン征服期まで、チャルチュアパ遺跡群の中心として栄えたと言われています。
オルメカは、紀元前1200年頃から紀元前後にかけ、先古典期のメソアメリカで栄えた文化・文明。
アメリカ大陸で最も初期に生まれた文明であり、その後のメソアメリカ文明の母体となったことから
【母なる文明】と呼ばれています。
エルサルバドルのチャルチュアパ遺跡群は先古典期にオルメカ文明の影響を残しています。
その後マヤ文明の流れがやってきてマヤ文化圏と発展しました。
■サイズ:60×48×38mm
■重さ:42g
■産地:エルサルバドル・チャルチュアパ
■年代:紀元前