この石の形成、75万年前。
ダーウィン・グラスはオーストラリアのタスマニア島の西に位置するダーウィン山付近で産出されるインパクトグラスです。
タスマニア島の西海岸に約75万年前に墜落した隕石によって作られたものと言われています。
これによって作られたクレータはダーウィンクレーターと呼ばれています。
テクタイトの種類に分類されますが、地球外の隕石ではなく地球上の物質が溶けてできたガラス状の石になります。
2014年のツーソンショーでの入荷以来、久々の入荷になります。
以下は初めて出会ったときの印象↓
見た目も形も目立つような石ではないのですが、
ガラスケースの中に置かれているこの石が何なのかを尋ねずにはおれず、
持ちかえらずにはいられなかった石です。
日本では注意して見ていなかったのですが、今回はオーストラリアの石を注意深く見ました。
目立つような石ではないので、雰囲気と気配で見つけたような感じがします。
八ヶ岳に戻って最適化すると、結構クラクラしました。
タスマニア人が古くから装飾品として用いていた石だということです。
メロディさんの本には【ボルテックス】とキーワードがあります。
■サイズ:48×30×22mm
■重さ:19g
■産地:タスマニア島・ダーウィン山産