2021年3月に新しく産出されたロンドゥクォーツです。
産地はパキスタン・ギルギット・STARNALA HARAMOSA。
ヒマラヤ山脈のパキスタンエリアになります。
内包されている鉱物はクォーツ、サルファー、アンフィボール、クローライト、ミルキークォーツ。
トップ部分はサルファークォーツとなり、中部あたりからクリアなクォーツにクローライトが入り込む形状。表面に付着している鉱物がアンフィボールとミルキークォーツ。母岩に近づくに連れてクローライト、アンフィボール、ミルキークォーツの割合が強くなっています。
久しぶりに胸躍る石です。パッと見た感じでは印象に残らないのですが、ん?なんだろとスルーすることができませんでした。内容を聞いてから面白いと思い、まだ出していない石があるとお聞きし箱から出してもらいました。今回4点を迎えております。
この内包物の複合石は今までになかったのではないかと思います。
石の活用法としてはメロディさんの本の、サルファーinクォーツ、クローライトinクォーツ、アンフィボールの内容を参考にしていただければと思います。
個人的な感覚としてはサルファーの要素が強く出ている印象。熱、燃やす、などのキーワードがしっくりきます。
コミットするには少し難解かもしれませんが、すごい石が出てきたなという強烈な印象と共に迎えました。店主の独断と独断と独断なので、共感していただける方がいらっしゃれば嬉しいです。
■サイズ:110×47×44mm
■重さ:257g
■パキスタン・ギルギット
STARNALA HARAMOSA