Cloverdale Sonoma, California, USA 産のグロコフェン【Glaucophane】です。
グロコフェンは、和名を藍閃石(らんせんせき)と言い、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素を含む、ケイ酸塩鉱物の一種です。
角閃石のなかまでMg が Fe2+ に置き換わると鉄藍閃石、Al が Fe3+ に置き換わると苦土リーベック閃石に、Mg と Al が共に置き換わるとリーベック閃石になるという。
50%以上はケイ素で構成されている鉱物。
また角閃石は水酸基 (OH-) (hydroxy group)を持つ含水鉱物。ものすごく種類が多く、角閃石の語源はギリシャ語の amphiballein が語源で「両側をたたく・投げつける」の意味。
組成 [Na2][Mg3Al2]Si8O22(OH)2
黒い線状の鉱物がグロコフェンになります。グロコフェン、アンフィボール共にメロディさんの記述はなく、残念ながらキーワードもございません。
この渋さと片麻岩のような風貌が個人的にグッとくる。こういう岩のような石が好きなんですよね。ケイ素の陰イオンと金属の陽イオンで結合された石ということと、水に関連するということを挙げさせていただきます。
■サイズ:67×38×25mm
■重さ:49g
■Cloverdale Sonoma, California, USA 産