DETAIL
Limonite with Gold
リモナイト・ゴールド
ブラジル・ミナスジェライス州・ディアマンティーナ産
この石を仕入れたのは去年の夏。
Conglomerate with Daiamond 礫岩たちと一緒に迎えた石で、ある石のプロフェッショナルな方のコレクションだったものです。
付属されている石の名称のカードにはリモナイトと書かれているのですが、リモナイトは鉄の鉱物で「Feの水和酸化物」。明確な鉱物ではなく、総称となります。自然界で酸化された鉄の最終生成物として形成した鉱物、ということになります。
初めはパイライトなのかなと思ったのですがなんだか風貌と言いますか纏っているものが違っていて、ゴールドがついているからなのかなと思っていました。
この石が正二十面体に近いものだというのに気付いたのは撮影した後で、正二十面体の石が存在するのかどうか調べたところ、非常に稀に「擬二十面体(pseudo-icosahedron)」に近い形状を取ることがあることがわかりました。(完全な正二十面体ではないですが、それに似た形状を持つ構造のことを指します。)
稀に存在するとしたらパイライトに可能性があるそうです。
三角形の面が5つ集まるトップ。しかし歪な部分もあります。
しかしながら、かなりレアな石だとわかり、震えました。
プラトン立体(五つの正多面体)は、古代ギリシャ哲学で自然界の元素や宇宙秩序と関係づけられてきました。正二十面体は「水の元素」に結びつけられています。
シュタイナーもこの伝統を受け継ぎ、正二十面体を「流動性」「変化」「感情」といった水の特性の象徴と捉えています。
また、象徴的な共鳴として、正二十面体と水星は、共に「流動性」「変化」「媒介性」といった特性を象徴しており、シュタイナーの思想においては、これらの形と惑星の象徴が霊的な次元で共鳴し合うと考えられています。
今回の石は流通名称としてはリモナイトと書かれていますが、リモナイトとパイライトのキーワードを載せさせて頂きました。
正二十面体は水星ですが、パイライトは火星に対応する鉱物となっており、まだまだ書き足りないことがあるのですが、考察はインスタグラムの方で書かせて頂こうかと思います。
■KEY WORD
リモナイト
若さの活力、"鉄の帽子 "アンチサイキックアタック/災難、インナーセルフのファイル、制限、ドロドロした気分、"躊躇してはいけない"、骨格系、脱水症状、発熱、肝臓、黄疸。
パイライト
物理的な危険からの保護、骨、気管支、細胞、肺
ゴールド
右脳・左脳、エゴの対立を解消、怒りを鎮める、名誉、不要な責任を取り除く、思考を増幅、富、「マスターヒーラー」、身体を浄化
■サイズ:50×33×31mm
■重さ:57g
■産地:ブラジル・ミナスジェライス州・ディアマンティーナ産
■星座:乙女座(リモナイト)獅子座(パイライト/ゴールド)
■惑星:水星、火星(パイライト)太陽(ゴールド)